DTX CableAnalyzer™
シリーズ

フルーク・ネットワークスの DTX-1800 DTX CableAnalyzer シリーズは、現在はもちろん、将来にわたり長期的にご利用いただけるテスト・プラットホームです。この革新的な新しいプラットフォームにより、テスト過程のあらゆる局面が改善され、トータルの認証試験時間が大幅に削減されます。

すべては9秒の Cat 6 Autotest で始まります。つまり、これまでよりもはるかに迅速に TIA-568-B と ISO 11801:2002 認定要件に適合し、そして構造化情報配線システムの保証を受けられることを意味します。この最高スピードが、高い精度とともに実現されます。DTX は、ISO 精度レベル IV の UL 分類に適合することが独立機関によって検証された唯一のテスターです。また、DTX 10 ギガ･メタル線キットと DTX-1800 は、将来を見据えた投資を約束します。ギガ・ケーブルのパフォーマンスと 500 MHz の業界標準に完全に準拠する Alien Crosstalk (ANEXT および AFEXT) を実現します。AC ワイヤマップ機能は、ミッドスパン電源装置が使用されている場合でも、TIA/EIA 規格に従って Power over Ethernet サービスのツイスト･ペアー・ケーブルを検証します。DTXシリーズによって、現在はもちろん将来まで、どのような状況にも対応することができます。DTX – 何より時間™ について。

DTX CableAnalyzer シリーズは、認証のための総合的な時間を大幅に削減します。

時は金なり。DTX はその両方を節減します。

DTX CableAnalyzer Series は、認証の総費用を年間 33% も節減することができる優れたパフォーマンスを提供します。この劇的な節約は、単に試験時間を短縮しただけでなく、確度の向上、優れた診断機能、長いバッテリー使用時間、シンプルなユーザー･インタフェース、そして、迅速なセットアップとレポート機能の賜物です。

9 秒で Cat 6 を認証

DTX-1200 および DTX-1800 は、たった 9 秒でCat 6認証試験を実行します。しかも、業界規格に完全に準拠し、かつ高精度。従来のテスターに比べ 3 倍のテスト･スピードを実現しました。この驚異的な速さは、8 時間の勤務時間内に最大 170 リンクも多くテストできることを意味します。

これまでの倍の速さでトラブルシュート可能な先進の診断機能

DTX シリーズは、リンク障害発生時に迅速かつ理解容易な原因を明示し、障害位置（テスターからの距離）と想定される理由を教えてくれます。その明示内容は、問題を通知するだけに留まらず、テスト担当者がその問題を即座に解決するために行うべき是正処置も明示します。そのため、わざわざプロジェクト･マネージャーに相談に行く必要もなくなります。試行錯誤とエラー修正に時間を費やしたり、また、問題の解決を確かめるためにテストを再び実行することなく、技術者は、障害発生リンクの修正について見るべき場所となすべきことを正確に把握できます。

テスト中以外でも速さを実感

DTX シリーズは、試験をスピードアップするだけではありません。それは、すべてをさらに速く行う方法です。セットアップとレポート時間を短縮します。その使い易さによりトレーニング時間が短くなります。長いバッテリー使用時間により、1 回の充電で長く作業ができます。そして、明るいディスプレイ、豊富なメモリ、内蔵のトークセットなどは、全体の生産性に貢献すると共に、より優れた使い心地をユーザーに提供します。これらのことが積もり積もって日々の時間と経費の節減となります。

レベルIVを上回るテスター確度

さらに高い精度が要求されるレベル IV の仕様は、ISO/IEC（国際規格）で 600 MHz へのクラス F リンクをテストするために提案されました。DTX テスターはこの仕様を満たしており、完全な周波数範囲での結果について、より高い信頼性が保証されます。不正確さの代価：合否判定が正確に示されないテスターでは、良好なリンクが不合格（誤った不合格）になり、不良リンクが合格（誤った合格）になります。この 2 つの偽の結果により、時間と費用が失われますが、DTX を使用すれば、常に正確な結果を得ることができます。

UL 精度の認定

フルーク・ネットワークスの DTX シリーズは、IEC-61935-1 仕様の精度レベル IV および TIA-TSB-155 仕様の精度レベル IIIe に準拠する Underwriters Laboratories, Inc. (UL) の認定を取得しました。精度レベルIIIeは、10 ギガビット・イーサネット展開用 Cat 6ケーブルのテスト条件となる予定です。