お役立ち情報集
■ DSP/DTX ケーブルアナライザー(メタル編) | ■ SimpliFiber Pro 編 |
■ DSP/DTX ケーブルアナライザー(ファイバー編) | ■ Fiber OneShot 編 |
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■ DSP/DTX ケーブルアナライザー(LinkWare編) | |
■ DTX ケーブルアナライザー(OTDR 編) |
SimpliFiber Pro 編
01) CheckActive とは?
02) FindFiber とは?
03) Min/Max(最小/最大値) の測定とは?
04) Dual-Wavelength(デュアル波長) テストとは?
05) 1490 nm と 1625 nm の波長測定とは?
06) 表示可能なパワー・レベル単位は?
07) 測定可能な最大ケーブル長は?
08) 保存できる最大試験記録数は?
09) SimpliFiber Pro の確度 は?
10) SimpliFiber Pro 用アダプターの種類は?
11) パワー・メーターの自動電源オフ時間は?
12) 光源の自動電源オフの時間は?
13) バックライトのオン/オフ方法は?
14) 光源側でLOW BATTERY LED が時々点滅するのは?
15) LC - LC コネクターでのファイバー・テスト方法は?
16) LC - SC コネクターでのファイバー・テスト方法は?
17) SC - SC コネクターでのファイバー・テスト方法は?
18) テスト記録の消去方法は?
19) 結果をダウンロードする方法は?
1) CheckActive™ (チェックアクティブ) とは?
パワー・メーターの CheckActive モードを使用することで、稼働中の機器に接続されているかどうかを素早く検出することができます。このモードは、稼働中のリンクの特定と誤って覗きこむことによる目への傷害発生を防止することができます。
CheckActive モードの使用方法:
CheckActive が表示されるまで MODE キーを押します。
パワー・メーターにファイバーを接続します(使用するファイバー・コードと、SimpliFiber Pro の入力ポートに汚れが無いことを確認してください)。
ファイバーが稼働中の場合は、パワー・メーターは、上記のように表示されます。
2) FindFiber™ (ファインドファイバー) とは?
FindFiber モードは、パッチ・パネルのリンク接続先を素早く識別するのに役立ちます。
下記のように、パワー・メーターと SimpliFiber 光源、あるいはい数台の FindFiber 光源をリンクに接続します。
パワー・メーターと光源、あるいは FindFiber 光源の電源を入れます。
SimpliFiber Pro 光源を使用している場合は、光源の IDボタンを押します。
FindFiber 光源の ID 番号を変更するには、一旦電源を切り、次に電源キーを約 4 秒間押し続け、希望する番号の LED が表示されたら電源キーから手を離します。
パワー・メーターの MODE キーを FindFiber が表示されるまで押します。
下記のように、パワー・メーターに接続 ID が表示されます。
- - - - が表示された場合は、反対側に何も接続されていない状態です。
Min/Max 機能は、各波長で測定されたパワー・レベルの最小値と最大値を表示します。これは、接続性に関して物理的な接触問題が考えられる場合に使用することができます。パワー・メーターを置いたまま記録することができるため、接続性に関して、コネクターの差し込みがあまくなっていないかを確認しに行くことができます。この機能は、光源、あるいは稼働中の機器に対して、その光源の安定性を確認するのにも使用できます。
Min/Max 機能の使用方法:
SimpliFiber Pro パワー・メーターの電源を入れます。
パワー・メーターの MODE キーを 4 秒間押します。
下記のように表示されます。
F1 キーを押すと Min/Max が表示されます。
MODE キーを POWER が表示されるまで押します。さらにもう一度 MODE キーを押すことで Min/Max 測定が表示されます。
パワー測定モードを開始した以降のパワー・レベルの最小値(Min) と最大値(Max) を確認できます。
最小値と最大値の切替えは F1 キーを押します。
波長を切り替える場合は F2 キーを押します。
最小値と最大値をリセットするには、MODE キーを POWER および Min あるいは Max が表示されるまで押します。
4)Dual-Wavelength(デュアル波長) テストとは?
一般的なパワー・メーターと光源は、1 つ目の波長で基準値を設定しなければなりません。その後、その波長で全ての測定を行います。次に 2 つ目の波長で改めて基準値を設定し、同じファイバー・リンクを再テストします。従って、1 本のファイバーに対して 2 度の測定を行う必要があります。
SimpliFiber Pro は、各ファイバーに対して、1 回の測定だけで済みます。マルチモードに関しては 850/1300 nm の測定、シングルモードに対しては 1310/1550 nm の測定を 1 回で実施することができます(作業時間が半減)。
下記は、マルチモードの測定例です。
2 波長の測定結果を 1 つのテスト結果として保存することができます。
SimpliFiber Pro は、850、1300、1310、1490、1550、1625 nm の光パワーまたは光ロスを測定および保存することができます。
測定単位は dBm から µW または mW まで変更することができます。
SimpliFiber Pro パワー・メーターは、1490 nm と 1625 nm波長のパワーを測定することができるため、パッシブ光ネットワーク(PONs) のようなテクノロジーのサポートに利用することができます。
PONs はダウンストリーム(Central Office からエンドユーザー) とアップストリーム(エンドユーザーから Central Office) の双方向で別々の波長を使用します。さらに波長は同じファイバー上でCWDM(Coarse WDM) により時分割多重されます。例えば、イーサネット PON(EPON) は、ダウンストリーム・トラフィックに 1490 nm の波長を使用し、アップストリーム・トラフィックには 1310 nm 波長を使用します。
SimpliFiber Pro は、パワー・モードで受信パワー・レベルを dBm、µW および mW で表示可能です(工場出荷時の設定は dBm)。
測定単位の変更方法:
SimpliFiber Pro パワー・メーターの電源を入れます。
MODE キーを 4 秒間押し続けます。
次の画面が表示されます。
MODE キーを 1 回押します。
F1 キーを押しながら、単位を変えます。
選択が完了した時点で、MODE キーを 3 回以上押して、単位設定モードから抜けます。
試験対象のリンクによって変わります。下記に例を示します。
マルチモードSimpliFiber Pro 850 nm/1300 nm 光源の出力は -20 dBm です。
SimpliFiber Pro パワー・メーターの最小測定レベルは -55 dBm です。62.5/125 µm ケーブルの試験を仮定すると、このパワー・メーターと光源で測定できる最大損失は 35dB となります。(-20dBm-(-55dBm) = 35 dB)
リンク例 1:
以下の損失条件において:
- 2 km ごとにあるスプライス(1 スプライス当たり 0.3 dB)
- 両端のコネクター(1 勘合コネクター当たり 0.75 dB)
- ファイバー損失 = 3.5 dB/km、850nm において
算定最大距離: 9.2 km
リンク例 2:
以下の損失条件において:
- 2 km ごとにあるスプライス(1 スプライス当たり 0.1 dB)
- 両端のコネクター(1 勘合コネクター当たり 0.5 dB)
- ファイバー損失 = 3.0 dB/km、850nm において
算定最大距離: 11.1 km
50/125 µm のケーブルを測定する場合には、SimpliFiber Pro の光源とそれよりも小さな径のケーブルとの間で最大 4 dB の結合損失が生じます。従って、このパワー・メーターと光源で測定できる最大損失は 31 dB となります。このような場合、最大長は例 1 では 8.1 km 、例 2 の場合は、最大長が 9.8 km となります。
シングルモードSimpliFiber Pro 1310 nm/1550 nm 光源の出力:-7 dBm
SimpliFiber Pro パワー・メーターの最小測定レベル:-55 dBm
パワー・メーターとシングルモード光源を用いて測定できる最大損失: 48 dB
(-7dBm-(-55dBm) = 48 dB)
リンク例 1:以下の損失条件において:
- 2 km ごとにあるスプライス(1スプライス当たり 0.3 dB)
- 両端のコネクター(1 勘合コネクター当たり 0.75 dB)
- ファイバー損失 = 1.0 dB/km、1300 nm または 1500 nm において
算定最大距離: 40.5 km
リンク例 2:
以下の損失条件において:
- 2 km ごとにあるスプライス(1 スプライス当たり 0.1 dB)
- 両端のコネクター(1 勘合コネクター当たり 0.5 dB)
- ファイバー損失 = 0.5 dB/km、1300 nm または 1500 nm において
算定最大距離: 85.6 km
パワー・メーターは、損失試験またはパワー測定データを最大 1000 件まで保存できます。メモリーがいっぱいになり、記憶できない場合は、保存しようとした時に以下の表示が現れます。
保存試験結果を見る場合は、「VIEW RECORD」 の文字が現れるまで、MODE キーを押します。指定の試験の波長と測定結果が表示されます。もしも、測定結果が複数波長の結果を含む場合には、その測定結果を交互に表示します(下のスクリーンショットを参照)。
保存結果を削除するには、DELETE の F3 キーを 2 回押します。もしも、最大記録番号よりも下の数の記録を削除した場合には、その保存メモリー・エリアは、再び保存には利用できません。削除されたレコード表示には 「- - - -」 が表示されます。
すべての保存結果を削除する場合には、F3 キーを、「DELETE ALL?」 表示が現れるまで押し続けます。その後、F3 キーを押します。なお、一度削除した保存結果は復活できません。
ファイバー用パワー・メーターの確度を記述するとき、テスト機器メーカーは「リニアリティ(直線性)」という用語を使用します。リニアリティは、メーターのパワー・レンジごとに規定されます。SimpliFiber Pro メーターの場合、下記のように記述されます:
パワー測定のリニアリティ
- 850 nm: ±0.2 dB(0 dBm ~ -45 dBm のパワーにて), ±0.25 dB ( < -45 dBm のパワーにて)
- 1300 nm, 1310 nm, 1490 nm, 1550 nm, 1625 nm: ±0.1 dB (0 dBm ~ -55 dBm のパワーにて), ±0.2 dB ( > 0 dBm および < -55 dBm のパワーにて)
使用する光源の出力安定性について知っておくことも重要です。SimpliFiber Pro 光源の場合、下記のように記述されます:
光源の出力安定性
- 850/1300nm 光源: ±0.1 dB (8 時間)
- 1310/1550 nm 光源: ±0.25 dB (8 時間)
23°C ±2°C, 5 分間のウォームアップ後
10)SimpliFiber Pro 用アダプターの種類は?
SC、ST、LC、および FC ファイバー・コネクターに接続するために、メーターの入力コネクターを交換することができます。
入力用に 1 つのアダプターを注文するだけで済みます。
アダプター・タイプ 型名 SC NFA-SC-SINGLE ST NFA-ST-SINGLE LC NFA-LC-SINGLE FC NFA-FC-SINGLE
SimpliFiber Pro メーターは、何も操作がされなければ、ディフォルトで 30 分後に自動的に電源がオフになります。この時間は変更することができます。
- 無効
- 10 分
- 20 分
- 30 分
- 60 分
自動電源オフ機能を変更するには:
- SimpliFiber Pro メーターの電源をオンにします。
- メーターの MODE キーを 4 秒間押します。
- 下記のように表示されます。
下記の表示になるまで MODE キーを 3 回押します。
点線(- -) 表示は、自動電源オフ機能が無効の状態です。
時間を変更するには F1 キーを押します。
希望する時間を選択した後は、もう一度 MODE キーを押すことで完了となります。
SimpliFiber Pro 光源には、2 つの自動電源オフ設定があります。
- 有効: 何もキーが押されない場合、30 分後に光源の電源がオフになります(ディフォルトの工場出荷設定)。
- 無効: 電池がなくなるまで光源はオンのままです(マルチモードで 40 時間、シングルモードで 30 時間)。
自動電源オフ機能を有効/無効にするには、MODE キーを 4 秒間押し続けます。
- 自動電源オフ機能が有効の場合、全ての LED が 3 秒間点灯します。
- 自動電源オフ機能が無効の場合、全ての LED が 3 秒間点滅し、その後、LOW BATTRRY LED が時々点滅します。
SimpliFIber Pro のバックライト LED はオフにすることができます。
- SimpliFiber Pro メーターの電源をオンにします。
- 下記の表示になるまで MODO キーを 4 秒間押します。
下記の表示になるまで MODE キーを 2 回押します。
F1 キーを押すことで、バックライトをオン/オフすることができます。
MODO キーを 2 回押すことで設定画面から抜け出すことができます。
14)光源側でLOW BATTERY LED が時々点滅するのは?
下記のように 8 秒ごとに LOW BATTERY LED が点滅している場合、自動電源オフ機能が無効になっていることを示しています。
電池の交換が必要な場合は、下記のように絶えず LED が点滅します。
電池の使用時間は、マルチモード光源で 40 時間、シングルモード光源で 30 時間です。
15)LC - LC コネクターでのファイバー・テスト方法は?
以下の記事は、マルチモード用 TIA/EIA “方法 B” およびシングルモード用 TIA/EIA “方法 A.1”を使用する LC - LC コネクターのファイバー・リンクをテストする方法を記述しています。これは、”1 ジャンパー方法” として知られているかもしれません。IEC 規格では、下記の表で示すように、マルチモード用は “方法 2” およびシングルモード用は “方法 A1” と呼ばれ、混同する要因ともなっています。
ロス結果を含む
リンク終端の接続箇所TIA/EIA-526-14A
(マルチモード)TIA/EIA-526-7
(シングルモード)IEC 61280-4-1
(マルチモード)IEC 61280-4-2
(シングルモード)1 接続 方法 A 方法 A.2 方法 1 方法 A2 2 接続 方法 B 方法 A.1 方法 2 方法 A1 接続なし 方法 C 方法 A.3 方法 3 方法 A3 必要な機器:
- SimpliFiber Pro 光源の電源を入れます。
- SimpliFiber Pro 光源の “AUTO” キーを押します。
- AUTO モードでは、SimpliFiber Pro 光源から SimpliFiber Pro メーターに、どの波長が伝送されているかを知らせることができます。これにより、1 回の操作で 2 波長の測定が可能となります。
- SimpliFiber Pro 光源が安定するまで、最低でも 5 分間待ちます。
- SimpliFIber Pro 光源が安定したら、クリーニング・キットを使用して、テスト基準コード端面の清掃を行い、端面検査器を使用して汚れがないことを確認します。
- SC 交換型アダプターを、LC 交換型アダプターに変更します。
- 下記のように、テスト基準コードを接続します。テストしたいリンクと同じファイバー・サイズであることを確認してください
- 画面の右上に “LOSS” が表示されるまで “Mode” キーを押します(下記参照)。
- “F3” キーを押し、基準値を設定します。”OK” が表示され、両波長の基準値が設定されます。
- SimpliFiber Pro 光源が完全に安定している場合、下記のように 0.00 dB が表示されます。
- 0.00 dB から変動が見られる場合、SimpliFiber Pro 光源が安定していないと思われます。読み値が安定するまで待ち、”F3” キーを押して基準値を再設定してください。
- SimpliFiber Pro メーターの入力ポート側だけ、基準パッチ・コードを取り外します。
- SimpliFiber Pro メーターの入力ポートに、既知の良品 LC-LC テスト基準コードを差し込みます。
- テストしたいファイバー・リンクと接続します。
- SimpliFIber Pro メーターは、自動的に両波長のロスを測定します。
- “F1” キーを押して、テスト結果を保存します。自動的に 1 つの記録として両波長の結果が保存されます。ロス範囲の計算に関する詳細は、ここをクリック(英文) してください。特定のアプリケーションに対してテストしたい場合は、ここをクリック(英文) してください。
16) LC - SC コネクターでのファイバー・テスト方法は?
以下の記事は、マルチモード用 TIA/EIA “方法 B” およびシングルモード用 TIA/EIA “方法 A.1”を使用する LC - SC コネクターのファイバー・リンクをテストする方法を記述しています。これは、”1 ジャンパー方法” として知られているかもしれません。IEC 規格では、下記の表で示すように、マルチモード用は “方法 2” およびシングルモード用は “方法 A1” と呼ばれ、混同する要因ともなっています。
ロス結果を含む
リンク終端の接続箇所TIA/EIA-526-14A
(マルチモード)TIA/EIA-526-7
(シングルモード)IEC 61280-4-1
(マルチモード)IEC 61280-4-2
(シングルモード)1 接続 方法 A 方法 A.2 方法 1 方法 A2 2 接続 方法 B 方法 A.1 方法 2 方法 A1 接続なし 方法 C 方法 A.3 方法 3 方法 A3
必要な機器
- SimpliFiber Pro 光源の電源を入れます。
- SimpliFiber Pro 光源の “AUTO” キーを押します。
- AUTO モードでは、SimpliFiber Pro 光源から SimpliFiber Pro メーターに、どの波長が伝送されているかを知らせることができます。これにより、1 回の操作で 2 波長の測定が可能となります。
- SimpliFiber Pro 光源が安定するまで、最低でも 5 分間待ちます。
- SimpliFiber Pro 光源が安定したら、クリーニング・キットを使用して、テスト基準コード端面の清掃を行い、端面検査器を使用して汚れがないことを確認します。
- 下記のように、テスト基準コードを接続します。テストしたいリンクと同じファイバー・サイズであることを確認してください。
- 画面の右上に “LOSS” が表示されるまで “Mode” キーを押します(下記参照)。
- “F3” キーを押し、基準値を設定します。”OK” が表示され、両波長の基準値が設定されます。
- SimpliFiber Pro 光源が完全に安定している場合、下記のように 0.00 dB が表示されます。
- 0.00 dB から変動が見られる場合、SimpliFiber Pro 光源が安定していないと思われます。読み値が安定するまで待ち、”F3” キーを押して基準値を再設定してください。
- SimpliFiber Pro メーターの入力ポート側だけ、基準パッチ・コードを取り外します。
- SimpliFiber Pro メーターの入力ポートに、既知の良品 SC-LC テスト基準コードを差し込みます。
- テストしたいファイバー・リンクと接続します。
- SimpliFiber Pro メーターは、自動的に両波長のロスを測定します。
- “F1” キーを押して、テスト結果を保存します。自動的に 1 つの記録として両波長の結果が保存されます。ロス範囲の計算に関する詳細は、ここをクリック(英文) してください。特定のアプリケーションに対してテストしたい場合は、ここをクリック(英文) してください。
17) SC - SC コネクターでのファイバー・テスト方法は?
以下の記事は、マルチモード用 TIA/EIA “方法 B” およびシングルモード用 TIA/EIA “方法 A.1”を使用する SC - SC コネクターのファイバー・リンクをテストする方法を記述しています。これは、”1 ジャンパー方法” として知られているかもしれません。IEC 規格では、下記の表で示すように、マルチモード用は “方法 2” およびシングルモード用は “方法 A1” と呼ばれ、混同する要因ともなっています。
ロス結果を含む
リンク終端の接続箇所TIA/EIA-526-14A
(マルチモード)TIA/EIA-526-7
(シングルモード)IEC 61280-4-1
(マルチモード)IEC 61280-4-2
(シングルモード)1 接続 方法 A 方法 A.2 方法 1 方法 A2 2 接続 方法 B 方法 A.1 方法 2 方法 A1 接続なし 方法 C 方法 A.3 方法 3 方法 A3
必要な機器
- SimpliFiber Pro 光源の電源を入れます。
- SimpliFiber Pro 光源の “AUTO” キーを押します。
- AUTO モードでは、SimpliFiber Pro 光源から SimpliFiber Pro メーターに、どの波長が伝送されているかを知らせることができます。これにより、1 回の操作で 2 波長の測定が可能となります。
- SimpliFiber Pro 光源が安定するまで、最低でも 5 分間待ちます。
- SimpliFiber Pro 光源が安定したら、クリーニング・キットを使用して、テスト基準コード端面の清掃を行い、端面検査器を使用して汚れがないことを確認します。
- 下記のように、テスト基準コードを接続します。テストしたいリンクと同じファイバー・サイズであることを確認してください。
- 画面の右上に “LOSS” が表示されるまで “Mode” キーを押します(下記参照)。
- “F3” キーを押し、基準値を設定します。“OK” が表示され、両波長の基準値が設定されます。
- SimpliFiber Pro 光源が完全に安定している場合、下記のように 0.00 dB が表示されます。
- 0.00 dB から変動が見られる場合、SimpliFiber Pro 光源が安定していないと思われます。読み値が安定するまで待ち、”F3” キーを押して基準値を再設定してください。
- SimpliFiber Pro メーターの入力ポート側だけ、基準パッチ・コードを取り外します。
- SimpliFiber Pro メーターの入力ポートに、既知の良品 SC-SC テスト基準コードを差し込みます。
- テストしたいファイバー・リンクと接続します。
- SimpliFiber Pro メーターは、自動的に両波長のロスを測定します。
- “F1” キーを押して、テスト結果を保存します。自動的に 1 つの記録として両波長の結果が保存されます。ロス範囲の計算に関する詳細は、ここをクリック(英文) してください。特定のアプリケーションに対してテストしたい場合は、ここをクリック(英文) してください。
記録された結果を見るには、VIEW RECORD が表示されるまで MODE キーを押します。当該記録の波長と測定値が表示されます。記録に 2 波長の測定結果が含まれている場合は、交互に測定結果が表示されます。下記は、#005 の記録結果の例です。
現在参照中の記録を消去するには、F3 キー(DELETE) を 2 回押します。注意
最も大きい番号より下の記録を削除する場合、メーターは空になったメモリー場所を再利用しません。削除されたレコードは - - - - として表示されます。例えば、上記の例で Record 004 を参照し、それを削除するために F3 キーを 2 回押すと、下記のようになります。>全ての記録を削除する場合、”DELETE ALL ?” が表示されるまで F3 キー(DELETE) を押し、その後、 再び F3 キーを押します。一旦削除されると、永久に消去されます。
削除したテスト結果を元に戻すことはできません。
始めに、LinkWare バージョン 6.1 をWindows 2000、XP、あるいは Vista が搭載された PC にダウンロードおよびインストールしておく必要があります。
注意:バージョン 5.0 以前の LinkWare では、SimpliFiber Pro 製品をサポートしていません。>LinkWare をインストールした後に、製品添付の USB ケーブルを使用して SimpliFiber Pro 光パワー・メーターをPCに接続します。PC に初めて SimpliFIber Pro を接続した場合、Windows OS にドライバーをインストールする必要があります。このインストールは自動的に行われます。
- LinkWare をインストールすると、USB ドライバーが PC 上にロードされます。
- USB ケーブルを使用して、PC に初めて SimpliFiber Pro を接続した場合、下記の表示がされます。
- 続けて次の画面が表示されます。
- “次へ(N) >” をクリックします。
- インストールが完了すると、下記の表示がされます。
- “完了”をクリックして、画面を終了させます。
- 次に、LinkWare を起動します。
- 赤色の下向き矢印をクリックして結果をダウンロードします。