同軸ケーブルの試験 - DTX CableAnalyzer
注記:This article references the DTX cable analyzer which has been discontinued. See the upgraded, replacement DSX cable analyzers.
同軸ケーブルの認証には、オプションの DTX-COAX 同軸アダプターと DTX CableAnalyzer バージョン 2.74 以降が必要です。DSP-4x00 や OMNIScanner の同軸アダプターとは異なり、DTX 同軸アダプターは、挿入損失測定およびグラフィック・データの保存を可能にします。
可能な測定
900 MHz テストを 50 オームのケーブルで実行できません。対応しているのは、75 オームのケーブルだけです。
ケーブル・タイプの選択
Rotate the dial to SETUP and select Cable Type:
規格の選択
With the dial turned to SETUP, select Test Limit:
基準の選択
基準を 30 日ごとに設定することが重要です。アダプターを取り外すたびに、基準を設定する必要はありません。ただし、最高精度を得るため、同軸アダプターを使用するたびに基準を設定することも可能です。
両ユニットを下図のように接続します。
基準リードは、30 cm(12 インチ)以内のもの使用してください。これより長いと、DTX は基準の設定を許可しません。
付属の 75 Ω 基準ケーブルの使用が望ましいですが、50 Ω ケーブルで基準を設定することもできます。
オートテストの結果
以下は、CATV 同軸ケーブルのオートテストの結果例です。
You will often see next to the test parameter. これは、測定結果が「情報提供のみ」を目的としていることを示しています。このテスト・パラメータには、リミット値が割り当てられていません。ほとんどのユーザーは、利用するアプリケーションに合った最大値が何であるかを知っています。
HDTDR has a next to it. HDTDR になぜリミット値があるのでしょうか?DTX CableAnalyzer は、15% を超えるインピーダンスの異常を自動検出します。
インピーダンス異常
これが、ケーブル上で急激なインピーダンスの変化がある場所です。同軸ケーブルのテスト中に、テスト・ツールはケーブルで最もインピーダンスの異常が大きい(もしあれば)場所を検出して報告します。
テスト・ツールは、テスト信号の 15 % 以上が反射した場合に異常を報告します。これは、異常が存在する HDTDR トレースの例です。
異常の発生原因:
- 接続不良
- ケーブルの圧縮(きつすぎる結束バンド、締め付け、ねじれなど)
- ケーブル・タイプの不一致
- ケーブル・ジャケット内への浸水
- 同軸ケーブル・タップの過負荷
- 間違った成端値
カスタム同軸試験
現在、ケーブル・タイプまたは NVP 値を変更すること以外に、同軸試験をカスタマイズするオプションはありません。これら 2 つだけでも、大多数の同軸配線をテストするのに十分な柔軟性が提供されるものと予想されます。