フルーク・ネットワークスの新しい MicroScanner™ PoE - 新しい PoE 規格に伴う混乱を解消し、コスト削減のための初の技術者向けツール

2019 年 3 月 18 日 / ワシントン州エバレット

新たなツールを使用することで、PoE デバイスへの十分かつ確実な電力供給が可能になります。

フルーク・ネットワークスは本日、 MicroScanner PoE を発表しました。本製品は、2018 年 9 月に承認された新しい高電力 802.3bt 規格の対応機器を含む、PoE(パワー・オーバー・イーサネット) 機器の設置とトラブルシューティングを迅速化します。 イーサネット配線の検証とトラブルシューティングを可能にするテスターが、Ethernet Alliance の指定に基づき報告された、スイッチの利用可能な電源クラスを分かりやすく表示します。 この情報により、対象デバイスに十分な電力が供給可能であるかが示されます。本製品は手頃な価格設定となっているため(希望小売価格 725 米ドル)で提供されているため、すべての技術者に携帯していただけるツールです。

PoE は、コスト、効率、柔軟性の面でメリットが大きいため、カメラ、アクセス・ポイント、ディスプレイなど多くの受電機器、そしてそれらをサポートするスイッチが開発されています。 残念ながら、「PoE」という用語は規格で定義されておらず、実装の規格化が徹底されていません。さらに分かりにくいことに、複数の規格、複数の電力レベルのほか、「PoE+」や「PoE++」、またはその他の表示など、規格外の名称が複数使用されています。このため、専門家でも設置に対応した適切な機器を特定することが難しくなっています。

Ethernet Alliance は、この混乱を解消するために認証プログラムを開始しました。電力レベルと要件を 0 から 8 までの数字で指定し、供給される電力量や必要な電力量 (クラス) を示しています。技術者は、給電機器のクラス番号が受電機器のクラス以上であることを確認するだけで作業を完了できます。MicroScanner PoE をPoE スイッチに接続すると、スイッチの最大電力クラスを表示するため、技術者はスイッチと機器の適合性を簡単に確認できます。

また、MicroScanner PoE は、PoE および非 PoE デバイスにかかわらず複数の完璧なツール群を技術者に提供します。ケーブルのワイヤーマッピング、内蔵トーナー、および障害までの距離表示により、配線問題をすばやく見つけることができます。稼働中のスイッチ・ポートと接続すると、本体は最大 10 Gbpsのポート速度を表示します。この機能は、遅いアクセス・ポイントのトラブルシューティングを行う場合に特に便利です。ケーブル ID は、ケーブル経路の追跡に使用できます。

「PoE ネットワークの適切な設置は 3 つのプロセスによって保証されます」フルーク・ネットワークスのマーケティング・ディレクター、Harley Lang(RCDD)は述べます。「まず、設計者は Ethernet Alliance PoE 認証を使用して、選択した機器が互いに連携稼働できるかを確認する必要があります。次に、敷設ケーブルの認証試験を行います。カテゴリー・ケーブルの要件だけでなく、PoE の設置に重要な抵抗測定の要件を満たしていることも認証しなければなりません。最後に、十分な給電能力のある機器に適切に接続されていることを確認するために、MicroScanner PoE などのツールを技術者に支給する必要があります」

フルーク・ネットワークスについて

フルーク・ネットワークスは、優れた認証/トラブルシューティング/インストレーション・ツールを提供する世界大手企業です。当社の製品は、重要なネットワーク・ケーブル配線インフラを設置・保守する技術者を対象にしています。弊社は、信頼性と比類ない能力において高い評価をいただいております。最先端のデータセンターの設置から悪天候のサービス復旧作業に至るまで、すべての作業を効率的に行います。当社の主力製品には、クラウド接続を利用した世界最先端の革新的ケーブル認証ソリューション、LinkWare™ Live が含まれ、これまでに 1700 万件以上の結果がアップロードされています。 詳細については、1-800-283-5853(米国/カナダ)または 1-425-446-5500(海外)にお電話でお問い合わせください。または www.flukenetworks.com をご覧ください。

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