フルーク・ネットワークスは、クラス ll カテゴリー 8.2 要件に適合したシステム設置の認証向けに、Versiv™ DSX-8000 ケーブルアナライザー™ 用 TERA および GG45/ARJ45 アダプターを発表しました

2018 年 11 月 12 日 / オランダ、アイントホーフェン

業界初のカテゴリー 8 フィールド・テスターは、ケーブル配線の認証コストを 3 分の 2 削減します

フルーク・ネットワークスは Versiv DSX-8000 ケーブルアナライザーの新しいアダプターを発表しました。敷設業者はこのアダプターを使用することで、 TERA および ARJ45 を活用した、ISO 11801 カテゴリー8.2 に準拠するシステムのテストと認証を行えます。アダプターは、カテゴリー 6A / クラス EA システム（下位互換性あり）のほか、カテゴリー 7/7A/クラス F/FA とカテゴリー8.2/クラス II システムのテストと認証に対応します。これにより、ISO/IEC 11801-1 の要件を満たし、将来の 25/40GBASE-T アプリケーションに求められる性能レベルを検証することができます。

TERA システムの大手サプライーである Siemon は、要件通りの稼働を保証するために、DSX-8000 を使ってテストを行うことを承認しました。Siemon 社の電気主任技師 Brian Celella 氏は「Siemon は DSX-8000 を詳細に評価した結果、フルーク・ネットワークスの DSX-8000 ケーブルアナライザーの承認を決定しました」と報告しました。  「実験室でのネットワーク・アナライザー測定と DSX-8000 との間で高水準の精度が確認されました」

データセンターや企業向けのケーブルおよびケーブル・システムの欧州大手プロバイダー、Leoni も DSX-8000 を推奨しています。「TERA インターフェースは、当社の MegaLine® Connect 100 製品（クラス EA～クラス II の配線規格に適合し、データセンターの 25/40GBASE-T に対応します）のクラス II インターフェースの代わりに用いられます」と、ドイツに本社を構える LEONI の製品ライン・マネージャー Walter Schreiber 氏は言います。 「新しい敷設のフィールド・テストに DSX-8000 を使うと、NEXT や RL、その他のすべての重要なパラメーターにおいて（最高 2GHz）、当社の MegaLine のパフォーマンス・マージンが安定しているこを確認できるため、LEONI では、新しい敷設の認証ツールとして DSX-8000 を承認しています」

合計 18 社のケーブル敷設事業者が DSX-8000 を承認しており、テスターは、カテゴリー 8 配線の TIA レベル 2G 確度を満たすことが独立認証企業の Intertek によって確認されています。 

「Versiv ケーブル配線認証システムを使用することで、テスト、トラブルシューティング、レポート作成を迅速に行い、ミスを低減することができるため、敷設業者は認証コストを最大 65% 削減しています」と、フルーク・ネットワークスの EMEA 担当フィールド・マーケティング・マネージャーの Robert Luijten は言います。「今回の TERA および ARJ45 アダプターの発売により、将来に対応した機能がまた 1 つ Versiv システムに追加されました。今後も業界団体が定める最新要件を満たしていきます」

ご購入について：新しいアダプターは、Versiv DSX-8000 ケーブルアナライザーでご使用いただけます。欧州のフルーク・ネットワークス正規再販業者でお求めください。Versiv DSX-8000 ケーブルアナライザーのアクセサリーや構成オプションなどにつきましては、/content/versiv-kit-configurator-en で Versiv キット・コンフィギュレータをご利用ください。また、/datacom-cabling/Versiv/dsx-cableanalyzer-series もご覧ください。