LinkWare™ PC ケーブル・テスト管理ソフトウェア
製品ハイライト
LinkWare PC ケーブル・テスト管理ソフトウェアを使えば、複数のテスターから得た結果をすべて 1 つの PC アプリケーションで管理できます。
- LinkWare 9.x で自動登録される Versiv 対象製品:DSX CableAnalyzer™ シリーズ、CertiFiber® Pro 光損失測定試験セット、および OptiFiber® Pro OTDR
- テスト結果を電子データとして保存、維持、保管
- プロ仕様のレポートを一般的なフォーマットで提供するケーブル認証ソフトウェア
- ケーブル・プラント全体のパフォーマンスを包括的に確認できる LinkWare Stats™
- 構成能力と TIA 606-A ドキュメンテーションの印刷による代表値準拠 詳細について >
- シンプルなユーザー・インターフェースと時間節約の機能によって、生産性が向上
- LinkWare 9.x は、DSX CableAnalyzer™ シリーズ、CertiFiber® Pro 光損失測定試験セット、OptiFiber® Pro OTDR、DTX CableAnalyzer シリーズ、および SimpliFiber® Pro 光損失測定キットに含まれます。
- 注記:DSP-100、DSP-2000、PentaScanner、 SimpliFiber ユニットを使用する場合は、引き続き LinkWare バージョン 6.2 を使用してください – 今すぐダウンロード(バージョン 6.2、2010 年 12 月 17 日 に更新、13 MB
製品のナビゲーション
概要
LinkWare PC ケーブル・テスト管理ソフトウェアは、1 つの PC アプリケーションで、複数のテスターから得た認証結果データを管理できます。LinkWare PC ソフトウェアは、現場や客先、そしてキャンパスやビルで、テスト結果を速やかに整理、編集、表示、そして印刷や保存、あるいは保管といった作業に役立ちます。したがって、プロジェクトのセットアップをより簡略化できます。既存の LinkWare PC データベースにテスト結果を融合し、そしてデータ・フィールドまたはパラメーターごとに並べ替え、検索、および組織化することができます。さらに、LinkWare を使用して PC にアップロードされたデータは、テスターのメモリからのみ取得されますので、データの整合性を確保できます。
特長
この強力な Windows® ベースのケーブル認証ソフトウェアは、ケーブル・テスト・データをスピーディかつ簡単に整理してくれます。複数のプロジェクト作成、データ・インポート、レポートの分類などが必要な時も、LinkWare PC は作業を簡単にします。
プロジェクトの作成
サイトごとにプロジェクトを作成し、テスト結果データをトラックします。1 日で数箇所の現場を回るような場合にも、テスターに保存されたデータをすぐにインポートすることができます。さらに、サイトごとに結果を分類し、新しいプロジェクトを作成したり、既存のカスタマー・ファイルに新規データを結合します。
データのインポート
ツールバーをクリックするだけで、多数の Fluke Networks 製ケーブル・テスターなどから PC へデータを自動的にインポートすることができます。テスターを接続し、Import(インポート)アイコンをクリックするだけで、LinkWare PC はテスターとの通信を確立する同時に、シリアルポート・パラメーターを自動的に設定します。また、ケーブル・テスターに保存されているオートテスト・レポートの全サマリーを表示します。べてのテスト結果、または転送したいレポートを選択して、PC にインポートすることができます。
マルチメディア・カードからのデータ・インポートも簡単です。操作は、テスター付属のカード・リーダーにマルチメディア・カードを挿入し、LinkWare PC ツールバーのマルチメディア・カード・アイコンをクリックするだけです。
顧客とデータを共有する
使いやすいこのアプリケーションがレポートの電子的なアーカイブ化と管理を可能にします。また、LinkWare PC を顧客に提供することで、テスト結果のダウンロードやデータ管理は顧客自身が行うことができます。LinkWare PC は無料であるため、プロジェクト・ファイルをコピーしたディスクと共にこのプログラムをお客様にお渡しできます。LinkWare PC の簡単なアクセスやユーザー・フレンドリーな機能のすべてを、顧客にもご利用いただけます。
レポートの分類
LinkWare の高度なソート機能によって、必要な情報を素早くかつ簡単に見つけ出すことができます。LinkWare PC には、データ整理に最大限のフレキシビリティを提供するため数多くのソート・フィールドが用意されています。
ソート・オプションは、以下の通りです。
クイック・ソート - 合否サマリーなどのソート基準の選択は、コラム・ヘッダーをクリックするだけです。もう 1 度クリックすると、ソート順が逆になります。
アドバンス・ソート - カスタマー名、オペレーター名、合否など、多様なソート基準が選択可能です。
ファイルの追加
既存のファイルまたはプロジェクトに新しいケーブル・テスト・レポートを追加するには?LinkWare PC を使い、既存のプロジェクトに新しいケーブル・リンク・レポートを結合するだけです。複数のサイトにケーブル・プラントのテストおよび認証を担当する敷設チームがいるとします。ただし、終業時には収集した全データの整理が必要です。
LinkWar PC では、以下の手順で簡単に処理が行えます。
- ケーブル・テスターからすべてのデータを 1 つのプロジェクトにインポートできます。
- クイック・ソートでカスタマーサイトごとにレポートをソートします。
- 既存のカスタマーのプロジェクトに新しいレポートを追加します。
- 2 つの新しいカスタマーサイト用として 2 つのプロジェクトを新規に作成します。
LinkWare PC によって、何時間も必要だった作業が数分間で完了できます。
LinkWare ケーブル認証ソフトウェアがあれば、1 つの作業に様々なテスターを簡単に使えるため、自分の印象もアップさせることができます。Linkware PC ソフトウェアは、質の高い、専門的なジョブ・レポートを提供します。しかもシンプルに、基本的なテキストタイプから詳細なサマリー・レポート、そしてフルカラーのグラフィカルなレポートまで、多様なレポート作成を可能にします。貴社のロゴがプリントされたプロフェッショナルなレポートが作成できます。そして、テスト結果を印刷したり、PDF 形式で作成し、メールに添付することもできます。
プロフェッショナルなカスタムレポートをスピーディかつ簡単に作成
LinkWare PC ソフトウェアは、測定したテスト・パラメーターをカラー・グラフで表したプロフェッショナルなグラフィカル・レポートをプリントすることができます。プリントするパラメーターあるいはどのグラフを表示するかを選択することができます。
OptiFiber Pro OTDR に広範囲なデータ管理能力を提供
LinkWare PC を OptiFiber Pro OTDR と併せて利用することで、必要とされるすべてのクリティカルな情報を 1 つのレポートにまとめ、顧客に提出することができます。双方向の損失 / 長さ認証結果、OTDR 解析トレース、EventMap™ リンク・ダイアグラム、パワーメーター測定、リンク両端のファイバー端面画像などを 1 つのレポートに集約し、顧客にファイバー設備に関する包括的な視点を提示することができます。これほど簡単に、そして完璧にファイバー・インフラを文書化できるファイバー・テスト・ソリューションは他にはありません。また、LinkWare PC は OptiFiber のエミュレーションが可能なため、オフィスでトレースの検討や解析が可能になります。
レポートフォーマットには以下が含まれます
- グラフィカル・フォーマット:ツイスト・ペア・ケーブルについて、測定された全テスト・パラメーターがカラー画像で表示されます。ワースト・ペアは、テキスト欄にワースト・マージンとワースト・バリュー番号が示されます。
- テキスト・フォーマット:テストレポートに全テストの数値的なサマリーが含まれます。(各ワイヤー・ペアあるいはワイヤー・ペア・コンビのワースト・ケース・マージンとワースト・ケース・データなど)
- サマリー・フォーマット:このレポートには、各ケーブル・リンクに対するテスト結果が一行に要約されています。この内容には、ケーブル・リンク ID、テスト実施日と時刻、合否結果、ヘッドルーム図があります。
LinkWare ソフトウェアはお使いの DSX CableAnalyzer™ シリーズ、CertiFiber® Pro 光損失測定試験セット、または OptiFiber® Pro OTDR テスターと通信し、新しいソフトウェアがリリースされると自動的に通知します。この方法で、テスターやリモートテスター、その他のテスターを更新できます。 また、テスターの使用環境(言語、長さの単位、数字形式、タイムアウト期間など)や技術者の名前、プロジェクト名やジョブサイト、自動ケーブル ID シーケンスなどを設定することもできます。
ケーブル ID 作成用シーケンスをダウンロード
LinkWare を使用して、スタート ID およびストップ ID を設定し、それを DSX CableAnalyzer™ シリーズ、CertiFiber® Pro 光損失測定試験セット、あるいは OptiFiber® Pro OTDR テスターにダウンロードできます。テスターは、この情報を使用してテスト中に ID の全シーケンスを生成するため、テスト中にシーケンスの ID を飛ばしてしまうことが無くなります。
カスタム・ケーブル ID リスト
LinkWare で個別のカスタムケーブル ID のリストを作成してから、それらをお使いの DSX CableAnalyzer™ シリーズ、CertiFiber® Pro 光損失測定試験セット、あるいは OptiFiber® Pro OTDR テスターに直接ダウンロードできます。
ケーブルの識別、認証、および管理は、これまで統合されていませんでした。 フルーク・ネットワークスは、ケーブル管理ソフトウェア (CMS) とラベリング企業の提携により統合型ドキュメンテーション・ソリューションを開発しました。
フルーク・ネットワークス の LinkWare™ PC ソフトウェアを DTX CableAnalyzer シリーズ、OptiFiber Pro OTDR、および DTX-CLT CertiFiber と併せて活用することで、CMS とラベリング・ソフトウェア・プログラム間の互換性が実現し、TIA/EIA-606A 標準に準拠する包括的なケーブル管理システムのメンテナンスが容易になりました。
DTX CableAnalyzer と OptiFiber Pro OTDR
このモデルは、ドキュメンテーション機能が強化されています。 テスト結果を転送するために使用されている同じマルチメディアカードは、カスタムケーブル ID をダウンロードするために使用されます。これらのケーブル ID は、CMS および / またはラベリングソフトウェアに由来しています。
これまでテスターによるケーブル ID の作成は、時間のかかる手作業でした。 小さなキーパッド・インターフェースの不便さや ID の開始 / 終了の単純なセットアップに悩まされながらも、すべての設定はテスター頼りのフル・セットを作成するしかありませんでした。 このようなスキームでは、エラーが発生しやすく、敷設者の ID 設定と一致しないこともありました。 ケーブル ID リスト用に強化されたドキュメンテーション機能のインターフェースは、テスト・レコードを CMS データ・ベース・レコードと融合することで、印刷済みラベルと一致させることができます。
LinkWare PC Software
テスト完了時点でテスト・レコードは、評価およびレポート作成のためにフルーク・ネットワークの LinkWare PC にアップロードされます。CMS アプリケーションは、テスト結果の特定フォーマット、プレゼンテーション、グラフ化、印刷に対して LinkWare PC ソフトウェアに依存した形で CMS モジュールとなっています。統合型アプローチの利点
- ドキュメンテーションの統合は次の優れた利点を提供:
- 設置準備の簡略化
- 現場でのケーブル ID エラーを排除するためオフィスでの時間を節約
- 専門的な結果を効率的に提供
- ケーブル・パフォーマンスに関する情報取得が容易
- 移動、追加、変更の管理が向上
- 収益性改善に向けたビジネス・アップタイムの最大化
ラベリング・ソフトウェアとラベル
Windows® Labeling Software 用 PAN-MARK™
- あらゆる電子データ・ベース(Excel™、Access™ など)からデータをインポート
- Panduit サーマル・トランスファー、インクジェット、レーザー、ドット・マトリクス・ラベルに対応する全ラベル・フォーマット
- 21 の常駐バーコードシンボル
- 日付、時刻、シリーズ、グラフィック、データ・インポートのフィールド
新たな ANSI/TIA/EIA 606A 規格に準拠する LabelMark ソフトウェアは、ケーブル、フェース・プレート、クローゼット・ラベルのフォーマットを容易にし、ラベル作成、編集、そして印刷を助けます。さらに、LabelMark は、スプレッド・シートやケーブル管理ソフトウェアからデータをダウンロードすることができます。 通信アプリケーション用に設計された すべての ブレイディー・ラベルが含まれており、110 ブロックとパッチパネル・ラベルのフォーマット用テンプレートがあります。
Labacus 4300 ラベリング・ソフトウェアのインターフェースは、包括的コンテクスト・センシティブ・ヘルプ機能による直観的で、ユーザー・フレンドリーな設計です。 ウィザードにしたがって、スピーディで正確にラベリングが行えます。 Labacus 4300 では、ラベルの作成および印刷に加えて、ケーブル ID を DSP-4300 に ダウンロードすることもできます。「フリーウェア」バージョンをダウンロードしてください。
ドキュメンテーション統合化パートナー
docIT ケーブル管理ソフトウェアは、完全版 606A (水平ケーブル、クロス接続、終端ハードウェア、アセット、ユーザーを含む物理レイヤーの全コンポーネントに関するドキュメンテーションに準拠)を提供します。docIT をマイクロソフト Visio と連動させることで、絶え間なく変化するインフラ上に構築されたネットワークや通信システムに強力で高い信頼性を備えた使いやすい相関図面を提供します。
Planet が提供するのは次世代インフラストラクチュア・リレーションシップ・マネジメント (IRM) ソフトウェアソリューションです。 この製品スイートは、グローバル企業に対し、構内通信ネットワーク/ インフラ、データセンター、外部設備、さらに全ライフ・サイクルにわたる広域ネットワーク回線などのより高いコスト効率に基づく計画やビジュアル化、トラック、修正、追加、移動、変更などに役立ちます。
CLEAR エッジは、物理ネットワーク・インフラの管理および制御を行うウェブ・セントリック・ケーブルおよび変更管理ソフトウェア・ソリューションです。 フルーク・ネットワークスのソフトウェアは、ミッションクリティカルな資産、接続性、そして、顧客企業の通信ネットワークにとって避けられない移動、追加、変更について正確かつタイムリーな情報を提供します。
LinkWare PC は、わかりやすく直観的に操作することができます。データのアップロード、ソート、印刷、そして保存などの操作は GUI によって直感的かつ簡単に行えます。機能別に分類されたアイコンは、テスター・ソフトウェアの更新やパーマネント・リンク・インターフェース・アダプタのキャリブレーションなどのテスター・メンテナンスに便利に対応しています。
Windows® ベースの簡単なユーザー・インターフェース
LinkWare PC プロジェクト・ウィンドウで簡単に操作が行えます。Info 欄のアイコンは、テスト・レコードにオプションのグラフィカル・プロット・データまたはコメント・テキストが含まれるかどうか知らせます。ほとんどの共通機能は、ツールバーから簡単に利用できます。レコード・サマリー・リストのウィンドウには、PASS レコードが通常黒字で表示されます。ボーダーライン近辺の PASS 結果 (PASS*) は青字で表示されます。また、FAIL リンクは赤字で表示されます。各ケーブル・リンクの結果はタブで分類され、そのタブをクリックするだけで詳細を確認することができます。スピーディに表示されるためソート時間を節約できます。
フレキシブルなインポート・ウィザード
レコードのインポートは、LinkWare インポート・ウィザードでプロジェクト・ストラクチャを自動作成するか、あるいはプロジェクト・ストラクチャに追加し、ストラクチャ内の適正レベルにレコードを配置することができます。ウィザードでは、ケーブル ID フィールド定義に基づきレベル作成およびレベル名を付けることができます。例えば、ケーブル ID がパッチパネル、通信室、通信フロアを表すキャラクタを含む場合、ウィザードはこれらのアイコンをプロジェクト・ストラクチャに追加し、ストラクチャの適正レベルにレコードを配置することができます。
LinkWare Stats は、解析後に LinkWare PC ケーブル・テスト・データをグラフに変換し、ケーブル・プラントのパフォーマンスを明確にします。したがって、ケーブル・インフラ全体がコンパクトなグラフ形式にまとめられるため、マージンの確認や例外の特定が容易になります。LinkWare PC には、LinkWare Stats の機能が含まれています。
モデル名およびアクセサリー
モデル名
仕様
最小システム条件