同相モード/差動モード変換近端クロストーク (CDNEXT) - DSX CableAnalyzer

現時点で CDNEXT は、チャンネル・エイリアン・クロストーク試験の問題に対処するトラブルシューティング・ツールのみです。There are no test limits in ANSI/TIA-568-C.2, ANSI/TIA-1005 or ISO/IEC 11801:2010. However, you will find it discussed in TIA-TSB-1197.

CDNEXT の不良は主にコネクターの選択が問題です。可能性は低いですが、製造上の問題という可能性もあります。

The measurement is made by injecting a differential mode signal (DM) into one twisted pair, then measuring the common mode signal (CM) on another pair. The smaller the CM signal returned, the better the CDNEXT.
 
             DSX ケーブルアナライザー同相モード測定

近端漏話減衰量 (NEXT) の測定値と似ていれば良好と言えます。ただし、NEXT の測定は、DM 信号を 1 本のペア線に注入し、別のペア線で DM 信号を計測して行います。ここでは もう一方のペア線で CM 信号を測定しているので、CDNEXT です。

DSX-8000およびDSX-5000 ケーブルアナライザーには、TCLELTCTLCMRL などの他の平衡度測定も含まれています。

標準規格のカテゴリー 5e、6、6A や、クラス D、E、EA のテストに CDNEXT を追加する場合は、(+ すべて) のサフィックスが付いているテスト・リミットを選択します。
 
         すべての TIA カテゴリーのテスト・リミット     すべての ISO カテゴリーのテスト・リミット         

これによってオート・テストの時間が長くなります。

サフィックス (+ すべて) は、ANSI/TIA または ISO/IEC の規格試験に、ELTCTLTCL導体間の抵抗アンバランス対線間の抵抗アンバランスCMRLCDNEXTの測定が加わることを示しています。
 
DSX-8000 および DSX-5000 ケーブルアナライザーの下の例では、カテゴリー 6A チャンネルがテストされました。
  
        DSX ケーブルアナライザーの平衡度測定画面