RJ45 の歴史:認識間違いの実例

2020 年 1 月 2 日/一般

業界では一般的に、メタル線ツイスト・ペア・ケーブルのイーサネットに設置される 8 極 8 芯 (8P8C) モジュラー式インターフェースを「RJ45」と呼んでいますが、これは本来は誤用です。

RJ45 の名前が定着し、今日までツイスト・ペア・イーサネット・アプリケーションの事実上の標準インターフェースとして使用されてきた経緯について、詳しく見ていきたいと思います。

便利な名前

RJ45 の「RJ」は、レジスタード・ジャックの略です(1970 年代に Bell System が電話用インターフェイスとして指定したユニバーサル・サービス・オーダ・コード (USOC) 方式に基づいた規格表記)。以前の電話回線の RJ に RJ11 があります。RJ11 は、以前家庭で使用されていた 1 電話回線サービス向けの 6 極 2 芯 (6P2C) のインターフェースです。電話回線に詳しい方であれば、2 回線サービス向けの 6P4C (4 芯)を使用する RJ14、および 3 回線サービス向けの 6P6C(6 芯)を使用する RJ25 についてもご存じかと思います。

RJ の表記は、厳密にはジャックの結線方法(極数および結線数)のみを示すものですが、一般的には、結線方法を問わず、実際のモジュラー式コネクターの種類を指して用いられています。これは大きな混乱を引き起こしました。

たとえば、RJ11 は厳密には、単一のワイヤー・ペア接続(2芯であるため)ですが、RJ14 と RJ25 は、同じ 6 極モジュラー式コネクターを使用します。つまり、接続されている芯数は異なりますが、この 3 つの物理的形状はまったく同じです。RJ14 と RJ25 は厳密には RJ11 ではありませんが、物理的形状が同じこれら 3 つのコネクターはすべて RJ11 コネクターと呼ばれています。

これとほぼ同じ理由で、8P8C ツイスト・ペア・イーサネット・コネクターは RJ45 と呼ばれています。8P8C の結線は、キーが付いた RJ45 でいち早く用いられ、電話業界において 2 回線の接続に使用されました。電話業界では、データ転送にもこれらのコネクターを使用したため、RJ45 の名前がそのまま定着しました。

しかし、キーの付いた真の RJ45 は、今日の 8P8C ツイスト・ペア・イーサネット・コネクターとは完全な互換性はありません。8P8C プラグは、真の RJ45 の差し込み口に挿入できますが、イーサネットの 8P8C 差し込み口に真の RJ45 プラグを挿入することはできません(キーと呼ばれるプラスチックの出っ張りを切り落とせば別ですが)。

一般化された名前

キーの付いた本来の RJ45 はほとんど使用されておらず、これら電話用コネクターを見かけることはなくなりました。このため、ツイスト・ペア・イーサネット・コネクターに RJ45 とういう名前を使用しても特に問題はありません。すでにこの名前が一般化しています。

名前だけでなく、その使用も広く普及しています。The RJ45 interface (or modular 8P8C interface if you’ve now decided to be technically correct) is also the de facto standard for twisted-pair Ethernet cabling because it’s a universally-recognized interface that enables backwards compatibility and interoperability.

こういった理由から、ケーブル配線システムがカテゴリー 3 からカテゴリー 5e、カテゴリー 6、そしてカテゴリー 6A へと進化するなか、RJ45 が引き続き使用されています。It’s also why TIA has adopted the ubiquitous RJ45 interface for the latest Category 8 cabling. And it’s what makes it easy for your DSX CableAnalyzer Series tester to handle any cabling system whether it is a Category 5e, 6, 6A or 8.

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